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光束法による平均照度計算と手帳の切り替え

2021-12-19

今年も残りわずか…
手帳を替える時期ですね。
自分が愛用している手帳は、次年に切り替えやすいよう前年12月の暦が来年の手帳にもありまして(大概あるみたいですが…)、12月分の記載が少ない段階で”来年の手帳”に予定を書き写し”切り替え”できればいいのですが、あいにく毎年12月は予定がイッパイ。ウカウカしているとすぐに予定がビッシリうまってしまいます。
また今年も「予定で埋められた12月のタスクを、来年の手帳に書き写すタイミングが見当たらない(暇がない)」というドツボにはまってしまいました

↑2021年もまた色々挟んで分厚くなってしまいました。
ノルティさんの能率手帳は”堅牢な製本”と”丈夫な紙質”で、現場でガンガンに使用しても破けず”頑丈”なため、もう何年も愛用しています。

↑毎年ついてくるこのメッセージカード…
”この手帳のあり方”と”いままでの社会情勢”を加味した絶妙なメッセージにいつもグッと心をワシヅカミにされてしまいます
↑こちらは今まで自分と歩んできた手帳たち…(これでも一部です。机に乗り切らないのでこの位にしときましたが…)

ノルティのメッセージカードにもありましたが、”道を照らしていけば必ず前へ進んでいける”
ホントそうだと思います。

現在自分の仕事に使われているノウハウは今までの自分の行動や努力によりなしえたものだと思います。(モチロン周囲の皆さんのご協力のもとですが…)
大袈裟かもしれませんが、手帳と共にタスク管理してこなければ達成できないスキルもあったかもしれません。

例えば、最近それを感じたのが「照度計算」
現在は”建築士”であるがゆえ当たり前に業務として行いますが、もし”建築士”になれていなければ、電気照明配線図などを作図し自分の名前で確認申請を通すことはできません。
(木造2階建て【4号特例物件】規模では必要ないですが…)


↑こちら自分が一級建築士の学科試験を受験時に使用していたテキスト…
建築計画のテキストにしっかり平均照度計算方法の記載があります

かなり前の手帳ですが、●月×日 平均照度計算…
なんて記載があると、「あぁ~この日にやってたんだなー」なんて思い出します

前置きがダイブ長くなってしまいましたが…
本日はその”平均照度計算”について説明していきたいと思います

光束法による平均照度計算

以前のブログは色温度の話でしたが、今度は”照度”
光源の色味とはまた別で、「この部屋」に「この照明計画」で明るさは足りるのかなってのを確かめる計算です。

まず”照度基準”が、その部屋で何をするのかにより異なります。
一般的な住宅は100lx以上が基準のようですが…
例えば、住宅の居間(リビング)なんかでは、150~300lxとか、学校の教室では200~750lxとか「用途」により必要照度が異なります。
この用途を設定したら…

E=FNUM/A[lx]
※E:水平面照度 F:ランプ1個の光束(lm) N:ランプの数 U:照明率 M:保守率 A:床面積

この公式に当てはめ”照度(E)”を求めていきます
この照度が目標の照度に届かなければ照明の数を増やしたり、照明の種類を変えたりしながら計画していきます。
※実際には窓からの採光もありますので、照度計算がすべてではありませんが…
↑光束(F)は大体カタログに載っています。こちらのペンダントライトであれば472lmをそのまま公式に当てはめます

(N)”ランプの個数”はそのまま数を代入します

問題なのが(U)照明率…
照明率(U)=作業面に到達する光束/光源から発する光束
↑こちらで求められますが、天井・壁の反射率、室指数、器具の配光・効率により異なりますので、この辺はやはり設計者じゃないと難しいですね…

また、保守率(M)も…
保守率(M)=ある期間使用後の照度/初期の照度
↑で求められますが、ランプの経年劣化や、ほこり等による照明器具効率をあらかじめ見込んだ数字ですので、器具の種類によりさまざまです。こちらも基本は設計者判断ですかね…

以上のものを掛け合わせ、あとは床面積で割り算するだけ!
意外と簡単なんです!?









…以上。乱文でまとまりのないブログを最後までお読みいただきありがとうございました

今回は「光束法による照度計算」にフォーカスしましたが、手帳でタスク管理・目標設定をすることで、時間・期限をまもり、信頼が生まれる行動ができるようになることは明白です。
例えばこんな「照度計算」ができるのも、過去の自分がしっかり「照度計算」に向き合いチャレンジしてきたからだと思います
また来年もチャレンジ精神を忘れず、ノルティの手帳と共に更に「進化」していきたいと思います~










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