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カフェ店主に学ぶ自然体な生き方

2022-7-3

然体で働く人に惹かれる。
最近お気に入りのカフェ店主がそんな存在だ。

つかず離れずの距離感
恐らく彼は自然体でいるだけなのだろうが…
その居心地の良さや話しやすさ、何よりコーヒーが美味しくてついつい足が向いてしまう。

SAKAMOTO COFFEE
コーヒー好きが集まる極めて実践的なお店
店主の推しは浅煎りドリップコーヒーとラテだが、私は深煎りの豆が手に入れば満足していた。
しかしポイントがたまると一杯サービスで出されるラテ
(正確にはラテだけではなく好きな物が飲める)
私はまずこのラテアートにはまり、自分でいれてみたくなったのだ。
↑SAKAMOTO COFFEEさん作
「牛乳は緩すぎてもだめですよ。このぐらいですね~」 なんて教えてもらいながら自宅で試行錯誤し、ほぼ完成としたのがコチラ↓
↑自作 ※マシン不使用
牛乳の温度・泡立て加減・ピッチャーからの注ぎ方
職人の技術に通ずるものがあると思ってしまうのは言い過ぎだろうか?
しかし、うまくいったときの達成感は何とも言えないものがある。

なんとなく感化?されやってみたラテアート
別に誰に押し付けられたわけでもない。
あったとすればSAKAMOTO COFFEE店主の「ポツリ、ポツリ」という一言二言…
そのポツリポツリの言葉に興味をそそられるのは、店主の本音の言葉だからだと思う

スペシャリティコーヒーの探求と自分に正直に生きたい
言葉で聞いた訳じゃないが 店を訪れるたびそんな店主の思いがひしひしと伝わってくる。
何に縛られるわけではない、自分のやりたいように本音で話せる商売とはなかなかない
(いや、本当はすべての商売がそうあるべきなのかもしれないが…)

斉藤工匠店が造る建物も”一緒に造り上げるスタンス”が大事と思うが、請け負う金額の多さから対等な関係であることを忘れがちになる。
また専門的な知識や技術を要するわりに、品質管理や工程管理・施工技術などの苦労は理解されないことの方が多い。
そんなことからどうしても言葉数が多くなり、本当に伝えたいことが伝えきれないのが実情である。

カフェ店主に習い 恩着せがましく言わず語らず”いいものづくり”に実直でありたい。
欲を言えば、少し肩の力を抜き自然体で話せる関係性が理想…
しかし多種多様な工種の事情が複雑に絡み合い、法律の矛盾もある?建築業界でそんな風にビジネスを完結するのは構造的に難しいのかもしれない。





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