ECOCARAT+
2022-11-1
内装の仕上げと言えばクロス仕上げになることが多い。
壁紙の柄の豊富さ、ビニル樹脂・織物や紙などテクスチャもある程度表情付け出来る。
最近では空気を洗うクロスや湿気を吸放出できるクロスなどもあり多機能でもある。
何よりコストが抑えられるのが大きなメリットだろうか?
問題点を強いてあげれば冬季に乾燥しやすく(塗り材と比較すれば)、素材感で差別化をはかりにくいことぐらいだ。
漆喰や珪藻土など塗り壁を採用すれば吸放湿効果が高く、素材感もクロスでは出せない表情がだせる。
しかしいくら表情がだせるとは言え、壁・天井全て塗り材では面白みに欠けるような気がする。
部分的にアクセントが欲しくなるところだ。
無垢板などをアクセント張りしても面白いが、タイルや石張り風に仕上げたいとき”ECOCARAT+"(エコカラットプラス)という選択肢もある。
↑こちらはトイレの一面をECOCARAT+(エコカラット プラス)にしてみた案。れんが風や石張り風などバリエーションも豊富。
従来型のECOCARAT(エコカラット)だと水ぶきができなかったため衛生面・メンテナンス上の難点からトイレへ採用することは少なかった。
ECOCARAT+(エコカラット プラス)へ進化してからは水ぶき出来きるようになったので今回トイレのアクセント壁として採用することにした。
何故ならこのECOCARAT+(エコカラット プラス)は壁紙や珪藻土より短時間で脱臭できる性質がある。
水ぶき等の掃除ができるとあればトイレにはうってつけなのだ。
↑こちらはキッチンの背面に施工した例
マイナス点になってしまうが、ECOCARAT+(エコカラット プラス)を施工した後に壁に何かをつけることはできない。
上記画像左側の板も壁下地の段階で組み込んだため実現できた。
エアコンをつけたり画鋲を指したりもできない。
更に言えば剥がすことも困難なようだ。
ただ、健康志向の室内環境を整えることができる上、デザイン性も高くアクセント張りに最適。
部分張りならそこまでコストもかからない。
多少言い過ぎのような気もするが、内部仕上げに”ECOCARAT+(エコカラット プラス)”を採用できれば、より良質な内部空間が実現できることは間違いない。