同業者は通常仲良くできない。

顧客の引き合いや、人材の引き抜き。あっちが安い、こっちが美味しい等々…

その原因を上げればきりがない。

ただ、悪いことばかりではない。

同業者なら仕事の内容には大差ないハズ…

仲良くできれば、忙しいときは助け合うことができる。

今回のリノベ案件で使用される左官材［モールテックス／ＭＯＲＴＥＸ］は非常に手間がかかる。

目地処理

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シーラー塗布

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一層目レイヤー（乾燥8時間）

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二層目レイヤー（乾燥8時間）

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フレスコ塗り

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研磨

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水拭き

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保護材塗布

上記のように作業工程が多く、施工できる技術者もそこまで多くないの実情だ。

極めつけが本物件の施工箇所に”角”が多く、大変な手数を踏まねばならない為、担当の左官屋さんも頭を悩ませていた…

ある程度時間がかかるのはしょうがないと肝を据えていたところ

「明日から現場に入る人数増えます！」と左官屋さんの親方から連絡が。

なんと［モールテックス／ＭＯＲＴＥＸ］を使い慣れた左官職人さんが遠方にもかかわらず助っ人で来てくれることに！

「遠方からわざわざスイマセン！」と声をかけると

「いえいえ！○○さん（担当の左官屋さん）とはそういう仲なので！」と全く屈託のない表情。

担当の左官屋さんの人徳だろうか?同業者でも困ったとき助け合える関係性でいられることは本当に素晴らしいことだと思うのだ。