合理的な耐力ボード
2023-3-12
石こうボードに仕上げ材を施し完了
通常の壁下地なら一般的なディティールである。
石こうボードといえば…
↑こちらの吉野石膏がほとんどだろうか?
このボードを張るために壁の下地としてウチでは胴縁を455mmの間隔で設置することになる。(ハウスメーカーや工務店により様々である)
この場合問題となるのが断熱材のフィルム切合わせ加工。
胴縁一本一本丁寧に加工をすることになるが、施工手数が増える…
そこで、今回登場したのがチヨダウーテの[耐力壁システム]

https://www.chiyoda-ute.co.jp/より引用
断熱材の充填される外周壁だけでも耐力ボードにすることができれば、胴縁施工を省略できる上、壁倍率までとれるので合理的だ。
通常のボードと比較すればそれなりの材料費はかかるが大工職人の胴縁施工手間を考慮すればその差は大差ないハズ…
なにより断熱材の納まりが良いため、非常に有効な使い方ができたのではないかと思う。