建築家？
2024-4-25
地域に根差す工務店のイメージが強いのもあり、施主様からは「大工さん」と呼ばれることが多かった。
また名刺を渡せば「一級建築士」なんですね！と言われることもあった。
どう呼ばれても嬉しいもので、特にどう呼ばれたいと意識することもなかった。
ただ、「建築家」と言われる人と自分とでは何か違うんだろうな…とは思っていた。
調べてみると建築家とは、建築物や敷地内の空間を設計し、屋内外の環境を計画する専門職。
遠い昔、設計と建設は石工や大工のような職人により行われ、エンジニアとの明確な区別はなかったとされている。
古代ギリシャでは重要な建物の設計と施工両方に責任を負う人物をさしていた。
また、建築のデザインに特化した者を指す場合もあるとされている。
個人的には芸術性に優れた建築作品を作るイメージをしていたので、建築家と呼ばれる人は第三者から評価され建築家と呼ばれるようになるものだと解釈していた。
少し遠慮しようかとも考えたが、ウィキペディアにもあるように[設計と施工両方に責任を負う人物]である自負があったのは確かだった。
↑こちらがその冊子表紙
早速建築家リストを見て衝撃を受けた。
なんと自分が若い時にTVで見たことのある建築家さんも同じリストに掲載されていたのだ。
やはりやめておけばよかったかも…と少しよぎったが後の祭り。
出る杭は打たれるというが、出てしまったものはしょうがない。
あとは、自分の行う仕事が建築家の仕事だと感じてもらえるよう、ますます精進しなければならない。
