本を読むということは…
2024-11-5
インターネットに情報があふれる時代。
便利になる一方で紙媒体の需要はどんどん減ってきているのは間違いない。
確かに、手元のモバイルで得られる情報は非常に利便性が高い。
しかし、その情報の信憑性については自己の判断に委ねられ、何が正しいのか分からなくなる時はないだろうか?
そんな時は是非本を手に取ってみてほしい。
上記画像は筆者が今読み進めている本。
なかなか時間が確保できず、テーブルに積みあがってしまうのはご愛敬だが、時間があれば読みふけりたいものである。
例えばレポートを提出するとき参考文献を上げるように、本は信頼性が高い。
各々の科学者たちが自信と責任をもって世の中に公表しているためだ。
(稀にそうでもないものも存在するので、本だから絶対信頼できるとまでは言わないが…)
さらに言えば、モバイルの画面でPDFデータ資料を見るより紙ベースの方が頭に入ってきやすい。
本を読むのと画面をみるのとでは脳に働きかける何かが違うのだと思う。
奇遇にも現在弊社では書店改装工事が進行中であり、造作本棚を制作させていただいている。
木の素材感が書店内にさりげないリラックス効果をあたえ、今後経年変化の風合いを楽しめる。
何気ない部分ではあるが、書店特有の堅苦しさを緩和せる仕組みなのだ。
こんなことを感じながら少しでも書店に足を運び、本を読む人が増えたら…と期待しつつ、今は粛々と書店完成に向け邁進するのみである。