家族の実家リノベとライフスタイル
2025-4-5
出会いと別れの季節。
私事で恐縮ながら、無事息子が中学校を卒業し高等学校への入学を迎えることになった。
親の身勝手な都合で前途多難な幼少期を過ごさせてしまった身としては非常に感慨深いものがある。
たまたま筆者と同じ中学校を卒業した我が子。
その親同士が同校の同級生ということで3人で撮った写真…

我々が卒業してからもう29年経つが、何年経っても同級生は同級生のまま。不思議なものだ。
そんな出会いと別れの季節に合わせるように着工したのが少し遠方の実家リノベ。
(OB施主さんにご紹介いただき感謝。少し遠方でもこういったご縁は大事にしたい。)

「おぉ-い!」
「はい受けた!」
声を掛け合い息ぴったりに足場をかける姿は現場に活気があってよいものだ。
この現場も始まるまでいろんな柵があった。
とくに断熱にこだわりがあったクライアントは昨今の物価高で悩み、また家族の要望をまとめるのに大変な気苦労があったと察する。
多世代同居は通常の建築と比較し、更に大きな受け皿が必要なプロジェクトなのだ。
あらゆる意見や社会的影響を乗り越え始まった実家リノベ。
少し遠方ではあるが、一度現場に来たらなかなか離れたくなくなるのが遠方現場の良いところ。
逆にメリハリをつけた現場管理で完成度を高めていきたい。