↑こちら四週前に採取したテストピースです。

3つを試験して平均値を求めます。

↑立ち会い確認写真です

こんな感じの器具を用いてテストピースに押しつぶすようにチカラをかけていきます

設計基準強度がFc＝２４で注文しておりましたので、今回の圧縮強度は3つの平均が「呼び強度」以上であれば合格となります

ちなみに今回は温度補正もなしのため、設計基準強度がそのまま「呼び強度」となりますので『24N/m㎡以上』なら

合格となります。

↑なんと3回とも30以上でした

期待以上の結果に大満足です

ちなみに最近の設計基準強度は上がってきています。

昔はFc=21　標準が多かったのですが、最近はFc＝２４が標準のような気がします。

だんだん頑丈に設計されてくるのはいいことなんですが、コストアップの要因であることも忘れてはなりません。

今回は適正に構造計算した結果ですが、せっかく品質を良くしようと高強度のコンクリートを注文しても適正に施工されなければ意味がありません。

こういった見えないところの設計・監理が非常に重要なのです