アパレル業のコラボ品と建築物

https://www.gu-global.com/jp/ja/products/E338423-000/00?colorDisplayCode=59&sizeDisplayCode=005
完売…
仕方なく子供の分だけでもとキッズのMA-1を購入…
どうしても欲しかったわけじゃないからいいんですが、すごい人気ですよね-
Guなんだけどデザイナーものが安価で手に入る。
購入意欲が掻き立てられます…
そのブランドがUNDERCOVER ってなればなおさらでしょうか?
UNDERCOVERと言えばパーカー1枚¥25,000円位して、若い自分にはとても手の届かないブランド品でした。
当時裏原ブームでUNDERCOVERはもちろん、グットイナフ、エイプ、ネイバーフット等‥は憧れのブランドでした
(年バレそう…
)

そのブームを知っている我々世代からしたら、すごいコラボだと思いますし、いい時代になったなーとすら思います。
消費者側から見ればいい事ずくめに見えますが、きっとデザイナーさんは大変な思いをして商品を世に送り出しているんだと思います。
コラボとは「共同作業」…
きっと思い通りにいかない部分もあるはずです。
それでも世の中のニーズにこたえようとする姿勢は素晴らしいと思います。
↑こちらは我慢できずに購入してしまったGu×UNDERCOVERのトレーナー
プリントのバラに安全ピンがさしてある感じがアンダーカバーっぽくていいですね
さて、アパレル業のコラボ事情とは多少異なりますが、建築業界にもコラボがあります。
それも割と普通に、注文住宅なんかではよくある話です。
例えば設計を建築家(設計事務所)に依頼して家づくりを行う場合、多くは工務店が施工することになります。
(逆に工務店から設計事務所につながる場合もあります)
これも○○設計×○○工務店コラボってなもんでしょうか?
斉藤工匠店は自分が設計しちゃうので最近自社での設計施工が多くなりましたが、もちろん設計を別の設計事務所に分けることも可能です。
過去に何度か図面をいただき施工・管理をした経験がありますが、その時は自分では考えないデザイン・素材の選定などに感銘を受けました。
ただ、アパレル業のように安くできないのが難点で、どうしても設計監理料が膨らんでしまうのは否めません。
(第三者の目で監理できるという利点もありますが…)
また、施工性やアフターの事を重要視させる工務店側とデザインなどを優先させる設計者側の意見が食い違い、多少「やりづらく」感じるのも難点ではあります。
なので、お互い本音でブツカリ合わないといいものができないと思います。
(これには大変な労力がかかるのも事実です)
コラボと聞くと「大変なんじゃないの?」と感じてしまうのは自分だけでしょうか?
ですが最近のユニクロ×ホワイトマウンテニアリングやGu×UNDERCOVERコラボは消費者のニーズにより生まれたものであるなら、こだわりの注文住宅やデザインハウスを求める施主も同じ思いのハズ
我々建築業も消費者(施主)あっての仕事(現場)ということを忘れず、施主が求めるものを突き詰めていかなければ…
そんなことを今回のコラボ品で感じた次第です